個人様の生まれ故郷を巡る | 旅葬・葬儀・家族葬の巡輪偲

故人様は積丹のご出身。

数年前より札幌の病院に入院しており、積丹に自宅はあるものの、誰も住んでいない状況でした。
故人様は美国港でウニ漁師として働いており、そのウニを地元の飲食店に卸していました。
お墓も現在は積丹町となっている美国町にあり、故人様の亡き夫が眠っています。

当日は、親族9名でバスに乗車しご出発。
高齢のため、札幌での葬儀には参列できない故人様のいとこの自宅にお伺いし、車内で最期のお別れ。

故人様の生まれ故郷をご遺族様と一緒に巡る最期のご旅行となりました。

at 10:00

スタート地点の集合場所に参加される皆様が集合。
故人様の生まれ故郷を巡る巡輪偲のスタート。

バス

at 11:40 - 12:40

故人様が獲ったウニを卸していたお寿司屋さんで昼食。
家族でよく訪れてお食事をしていました。
思い出の味噌ラーメンを注文。

ウニ

at 12:45 - 13:00

ウニ漁師だった故人様が漁をしていた美国港に立ち寄りました。
船に乗って漁に出る故人様を見送っていた港では、たくさんの思い出話で盛り上がります。

船

at 13:10 - 13:50

今は誰も住んでいないご実家は、草木が茂り近づくことは叶いませんでしたが、ご実家へと続く唯一の山道では昔を振り返り話が弾みました。
遠目に見たご実家は思い出深く、皆さましきりに懐かしがられていました。

家

at 14:00 - 15:00

巡輪偲に参加した皆さまが、お棺にお花を添えてお別れをしました。
旅葬でなければ参加できなかった高齢のいとこの方も、
最期に故人様のお顔を見ることができて感無量のご様子でした。

女性

at 16:40

スタート地点に帰着。
ご遺族様お一人おひとりがさまざまな想いを抱きながら、故人様との最期のご旅行が終了。
ゆかりの地に赴くことで思い出すことができた記憶が、ご家族の新たな想い出となりました。

見送り方の提案