教師で吹奏楽部の顧問をしていた父。
働いている姿を見たことはないが、当たり前のように父と同じ教師を志した。
教師になって2年目の秋、父の偉大さを感じた。
父のためにたくさんの教え子さん、親御さん、同僚の先生が学校に集まった。
家で学校の話をしない父。
こんなに慕われていたなんて思いもしなかった。
こんなに愛されていたなんて知らなかった。
集まった皆様から僕の知らない父を教えてもらった。
家族の知らない父は、本当にかっこよかった。
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『教師として過ごした父へ、最期赴任校へ連れて行ってあげたい』
同じく教師をしている長男様の希望。
赴任校を巡り終え、火葬場へ向かう車内。
『父のためだと思って選んだこの旅は、僕たち家族のためでした』
涙されながら話した長男様を生涯忘れることはない。
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仏式での2日葬を選択。
告別式後、火葬場へ向かう前に苫小牧・北広島・千歳の6校を巡りました。
各学校に計150名以上が集まり、最期のお別れをしていただきました。
旅葬でなければ、お別れができなかった、感謝を伝えられなかった150人。
また1つ、新しいお別れのカタチとなりました。
旅葬【巡輪偲】はご家族の想いがカタチになるお葬式です。
ご用命はコープの家族葬ウィズハウスへ。