1日葬
60代
その他
宗教の有無
想い出
故人のと続柄
故人の年齢
故人の性別
旅の場所
最期の想い出作り
札幌市内
無宗教
父
男性
葬儀形式
父は野球観戦が大好きで、北広島市に建設中のエスコンフィールドの完成を心待ちにしていました。
母と一緒に札幌ドームへよく観戦に行っていた父は、エスコンフィールドの話題を楽しそうにしていました。
ですが、病気が判明し、建設の途中に他界してしまいました。
父が夢見たエスコンフィールドを巡ることは叶いませんでしたが、その場所を訪れ、父の夢を感じることができました。
父は本州から札幌へ転居し、和光ビルで飲食店を経営していました。
和光ビルでの仕事は父にとって大切な居場所であり、従業員やお客様との思い出がたくさん詰まっています。
今回の旅葬では、その和光ビルを訪れ、父の働く姿を思い出しながら温かい気持ちになりました。
その後に父と母がよく訪れていた札幌ドームにも足を運びました。
母が球場へ足を踏み入れると、父と楽しんでいた野球観戦の思い出にふけっていました。
試合を観戦しながら、父と一緒に過ごした時間を振り返り、そのひとときがどれほど大切だったのかを感じたようです。
和光ビルと札幌ドーム、エスコンフィールドを巡った後に火葬場へ向かいました。
正直、北海道に転居してからそんなに長い期間が経っていなかったため、父には友人や知り合いも少なかったのですが、このような形でお別れすることができて本当に良かったと感じました。
父が夢見たエスコンフィールドや、働いていた和光ビルを巡るこの旅葬は、私たち家族にとっても大切な時間となりました。
父の生きた証を感じることができ、心から感謝の気持ちでいっぱいです。これからも父の思い出を胸に、私たちも前を向いて生きていきたいと思います。