好きだった温泉へ~母のお骨を持って~ | 旅葬・葬儀・家族葬の巡輪偲(じゅんりんさい)

プレスリリース

好きだった温泉へ~母のお骨を持って~

突然に母を亡くした悲しみは、何も考えられない日々をもたらした。

お葬式も気づいたら終わっていた

そんな言葉がぴったりで…

ただ1つ覚えているのは旅葬を選んでいたこと。
心の整理がついてから、ゆっくり行きたいところ決めましょうと…

そして母が亡くなって3ヶ月が過ぎた今日、私たち家族は登別温泉に来ている。
母が大好きだった旅館、お気に入りのお部屋に母の骨壺をおく。

『お茶入れる?』

そんな声が聞こえてきそう。

心の整理がつく日が来るかはわからない。

だけど、家族で過ごすこの時間はまさに、最期の家族旅行だと感じた。