1日葬
その他
女性
宗教の有無
故人のと続柄
故人の性別
旅の場所
最期の想い出作り
札幌市内
母
無宗教
葬儀形式
道央
母との最後の旅を計画したとき、紅葉の季節が終わっていることは知っていました。それでも支笏湖に行くことにしました。
母は東北の出身で、親戚も青森や秋田に住んでいます。
私たちは本当は東北に連れて行ってあげたかったのですが、火葬の日が延びることや費用面を考え、今回は思い出作りとして支笏湖を選びました。
コロナの影響で、母とゆっくり過ごす時間が取れなかったことが心残りでした。
そんな思いもあり、一緒に紅葉を観に行こうと決めました。
当日、バスの中では「紅葉って言ってたけど、もう終わってるんじゃないの?」とか「葉っぱが落ちてるよ~」と冗談を交わしながら向かいました。
支笏湖に到着すると雨はあがりましたが、気温は6°Cととても寒かったです。
それでも、「不安だったけど来てよかった、一緒にキレイな景色が見れて良かったね」と皆で話しました。
紅葉は終わっていましたが、私たちは美しい湖を見ながら、母との思い出を胸に刻みました。
帰りには、母が毎年訪れていた大通公園に寄り、皆でいろんな話をしながら戻りました。
仕事の都合で一緒に行けなかった親戚にも写真見せてあげたところ、「コロナで家族葬が増えて、想像もつかないお別れの仕方があるんだなって驚いたけど、最後にこんな素敵なお別れができるなんていいね」。と言ってもらえました。
最後のお別れを特別なものにしてくれたスタッフさんのご提案に感謝しています。