ご利用例02:僕の知らない父 | 旅葬・葬儀・家族葬の巡輪偲(じゅんりんさい)

ご利用例

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ご利用例02

僕の知らない父

2日葬

60代

宗教有

男性

故人の人生の振り返り

教師人生

中学校で吹奏楽の顧問をしていた父。
土日祝日関係なく毎日仕事に行く父を見て育った。

35年の教師生活で8校に赴任した。
定年まであと3年、そんな時に病気が見つかった。

そして、見つかってからたったの3か月で僕たち家族を置いて空へ旅立った。


故人の想い出

父に怒られた事がない。
穏やかで優しくて、いつもニコニコしていた父。

いつもジャンル問わず、色んな音楽を聴いていた。
口数の少ない父が能弁に話すのはいつも音楽のこと。

『音楽には夢がある、そして力があるんだ。人を幸せにする力だよ』

おくる人の想い

家で学校の話をしない父。
なのに僕はなぜか父と同じ教師になった。

父でありながらも教師の先輩である父の軌跡をたどりたい。
そんな思いで父の赴任校全てを回ることにした。

旅葬を終えて

父の偉大さを感じた1日だった。
父のためにたくさんの教え子さん、親御さん、同僚の先生が学校に集まった。

こんなに慕われていたなんて思いもしなかった。
こんなに愛されていたなんて知らなかった。

集まった皆様から僕の知らない父を教えてもらった。
家族の知らない父は、本当にかっこよかった。

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